昆虫大好き芸人から子どもたちへ。図鑑付き3Dウッドパズル「ポケバグ」のすゝめ【第三回】
夏と言えば、昆虫!ということで7月からスタートした特別企画。
いつの間にかセミの鳴き声が消え、スズムシの音色が聞こえてくる季節になりました。
今回は、昆虫好き芸人のパプリカカナブン坂本さんへのインタビュー第三弾です!
昆虫と同じくらい、子どもと遊ぶことが大好きと話すカナブン坂本さん。子どもたちに向けた思い、そして、ポケットバグズの魅力を語っていただきました。それでは、いってみましょう!
<図鑑付き昆虫3Dウッドパズル「ポケットバグズ」とは?>
「ポケットバグズ(通称:ポケバグ)」は、虫と触れ合う機会が少なくなった現代に、虫のおもしろさに触れて興味を持ってもらいたいとの思いから生まれた、図鑑付き3Dウッドパズルです。実際に手を動かしながら3Dウッドパズルを組み立てたり、図鑑を読んだりすることで、昆虫の生態やからだの仕組みなどを楽しく学ぶことができます。
<カナブン坂本さんプロフィール>
カナブン坂本(かなぶん・さかもと)
吉本興業所属、東京NSC16期生。お笑いコンビパプリカのツッコミ担当。
1991年秋田県生まれ。趣味は、昆虫採集&飼育、子どもと遊ぶこと。
昆虫の中でも、特にカブトムシ・クワガタムシなどの甲虫が好きで、自宅でもクワガタムシ・ゾウムシを飼育している。昆虫の知識は誰にも負けない。
子どもならではの視点で見る昆虫は新鮮で楽しい
つくスタッフ:昆虫に関連するお仕事を様々やられていると伺いました。具体的にどんなお仕事をされているんですか?
カナブン坂本:昆虫に関するコラムを書いたり、保育園・幼稚園へ出張して昆虫の授業をしたりしています。最近は、昆虫好きの子どもたちにオンラインで個別授業するといったこともやっていますね。他にも、所属する吉本興業が製作している「よしもと虫学校」という学園ギャグ漫画企画に虫アドバイザーとして参加していたり、“昆虫マニア”としてYouTubeなどの企画に呼んでいただいたり、仕事の幅はかなり広いです。
また、小学校で理科の授業補助のバイトをしているので、その際に昆虫の話をすることもあります。小学生だと、ものすごく昆虫に詳しい子どももいて自分の知識が試されますね。「僕が答えられない質問を思いついたら勝ちね! 」と言って、子どもたちとバトルしています(笑)。
つくスタッフ:お話を伺っているだけで楽しそうな様子が伝わってきます! 子どもたちからの質問で印象に残っているものはありますか?
カナブン坂本:「カブトムシの角って、なんでこの向きに生えてるの?」と聞かれたのは、よく覚えていますね。大人だと当たり前に思ってしまって、今更疑問に思わないようなところにも子どもたちは目を向けていて、そこが気になるのか! と、いつも新しい視点を授けてもらっています。子どもたちの素直な疑問に向き合う時間は、すごく新鮮で楽しいですね。
完成後の達成感、そして本格的な図鑑付きで学び深まる
つくスタッフ:ポケットバグズのどういうところが子どもにぴったりだと感じましたか?
カナブン坂本:そうですね、子どもに勧めたいという点からお話すると2つあります。ひとつは、大きな達成感を味わえるというところです。パーツをどの向きにはめるのか説明書を読み解く必要があったり、少しむずかしい工程があったりすることで、完成したときには、自信につながるような経験ができるパズルだなと思います。やっぱり、子どもの時の「自分でできた! 」という気持ちはとても大事ですよね。
もうひとつは、図鑑付きというところです。パズルをやって終わりではなくて、図鑑を読んで同じ科目には他にどんな虫がいるのかな、同じテントウムシでも黄色のテントウムシがいるんだとか、色々知ることが出来て学びが深まりますよね。
つくスタッフ:図鑑は、文一総合出版に協力していただいた本格的仕様なんです。
カナブン坂本:そうだったんですね! ポケットサイズの図鑑に、ギュッと情報が詰まってているのも便利だなと思いました。次回、昆虫採集に出かけるときはポケットに図鑑を入れて出かけようと思います。
遊びが多様化するなかで、昆虫ぎらいな子どもが増えている
つくスタッフ:最近のお子さんは虫嫌いな子も増えている、といった話を聞くことも多いです。普段坂本さんは、子どもたちと接していて、虫が苦手な子多いなと思いますか?
カナブン坂本:思いますね。特に学校のように大勢の子どもがいる環境だと、好き嫌いもそれぞれなので、虫に触れない子どもや図鑑の写真を見ただけで「いや〜! 」という子どももいます。昆虫好きとしては、ちょっとさみしい気持ちです.....(笑)。
ただ、少し思うのは、単純に虫嫌いな人が増えたというわけではなく、ゲームなど遊びが多様化することで、外で遊ぶことが減ってしまって、子どもたちが虫に触れる機会自体が減少しているのではないかということです。
僕が子どもの頃は夏休みといえば虫捕り! くらいメジャーな遊びでしたが、今の子どもたちにとってはゲームやプログラミングなどたくさんの遊びの選択肢がありますよね。無理に好きになって欲しいとは思いませんが、昆虫に触れる、興味をもつきっかけがないだけだとしたら、きっかけづくりはこれからもやっていきたいです。
パズル、図鑑、色塗り、ポケバグは昆虫に興味を持つきっかけにぴったり
カナブン坂本:今回ポケットバグズをつくってみて、昆虫に興味をもつきっかけづくりにぴったりだなと思いました。というのも、ポケットバグズにはパズルを組み立てる、図鑑を読んで学ぶ、色をぬってアレンジするなど、様々な楽しみ方がありますよね。昆虫自体には興味がなくても、パズルを組み立てたり着色したり、工作としてやってみたい! というお子さんは多いんじゃないでしょうか。僕も完成したあと、色をぬって自分だけの“伝説の昆虫”とかつくりたいなと思いました(笑)。
つくスタッフ:ぜひつくってください! 最後に、坂本さんからポケバグ新商品に、ぜひこの昆虫を採用して欲しい! というのはありますか?
カナブン坂本:むちゃくちゃあります(笑)。採用して欲しい虫が多すぎて悩みますが.....ひとつあげるとしたら、「オオゴンオニクワガタ」ですかね。名前の通り、からだが黄金色に光り輝いていて、角がギザギザしているクワガタです。本当に、めちゃくちゃかっこいいんですよ。
つくスタッフ:坂本さんの熱い想いを開発チームに届けますね! 発売が決まったらすぐにお知らせします。
カナブン坂本:ぜひ、お願いします!!
三回に渡ってお送りしてきました、昆虫大好き芸人カナブン坂本さんへのインタビュー企画。お楽しみいただけましたでしょうか。
それでは、また次のインタビュー企画でお会いしましょう!