学校で「つくるんです」Vol.2
好評!「つくるんです」を活用いただいている教育機関での活用事例をご紹介するシリーズの今回は第2回め。
学校で「つくるんです」ご紹介・第2回
和歌山県/智辯和歌山学園小学校
智辯和歌山小学校・昨年度6年1組の授業で「つくるんです」ミニチュアハウス作りに取り組んでいただいた様子をご紹介します。
スムーズに進められるようみんなで協力して準備開始。
あらかじめ封を切り、接着剤をすぐに使える状態にしたり、ペンチやカッターを使いやすい場所に置き、不器用な子が偏らないように座席も指定したり。
作業に集中できるよう、説明書を人数分コピーしたり。
授業開始前、先生の組み立てた見本を見て「わー!すごーい!こんなん好き!!」「木のパズルやったことある!」と興味が膨らみます。
市内の本屋さんでよく見かけるようで、興味を持ってくれていたようで
中には「やってみたかったけど、できるかわからないのでもっと大きくなってから、とお母さんに言われた」「高価なのでなかなか手が出せなかった、授業でできるのは嬉しい」と話す児童も。
はじめにこの取り組みの話をし、キットの紹介、扱い方、作る際の注意点を説明しました。
きちんと理解をして始めるのはとても大切ですね。
色は見本なので好きな色を作って塗るのは自由。
のりの特性、木のピースの取り方、難しければ 無理せず作ってみること。
はじめやすいように、先生があらかじめ作った体験から、手順のアドバイスを書き添えました。
先生いわく、外枠から作っていくと ゴールがわかりやすくて良かったとのことです。
時間内に終わらなかった場合に あとは小物だけという状態にしておくとあとで添えられるため、作る順番も指定しました。
そんな丁寧な前置きの説明をしてからスタートしました。
お約束は、
<材料>
○要るものだけ箱からとる
○カッターを使う時は下に画用紙を敷く
○新聞紙の上で作業をする
○使わないものは箱に片付ける
これらを確認して開始です。
何とか説明書を読み解きながら 作業を進めます。
先生の心配は、
好きな子は好きだけど 苦手な子は嫌がるのかもと思っていましたがなんと全員が夢中で取り組んでいます!
「のりがすぐ乾いて使いやすい!」
「ここはこれで合ってるかな?」
「(同じキットの子同士見せあって)うん、これでいいよね」と
1つずつ確認しながら進めています。
事前の連絡で 「濡れ布巾」を用意して来てもらったので のりで汚れた手をふいて作業 もスムーズに進みます。
徐々に形になってきたパーツたち
「1つできたら何か知らんけどめっちゃ楽しいわ!!!」
「○○ちゃん、すごいうまいで!」
「●●くん、こんなん得意なんやなあ」とお互いを褒め合ったり 称え合う様子にも感動しました。
時間が来たので 片付けもきちんとして
棚にしまって今日の授業は終わり。
(次回へ続く)