『つくるんですでサクラスリング工房を作ってみました』
皆様はじめまして。 スカーフみたいなカメラストラップ『サクラスリング』の杉山さくらです。
元保育士、3児の母の私が、趣味で写真を始めた頃カメラのストラップをスカーフ状にした『サクラスリング』を発案して商品化をしました。
元々子どもの頃から手先を使うことがとても好きで、何でもかんでもなんとなく作ることが得意だった私ですが、このつくるんですに挑戦しました!
イメージしたのは『サクラスリング工房』
ミシンをかけて商品を作るので、選んだのはテーラー。
これをアレンジしてサクラスリングを作るかわいい部屋にしてみたいと思います!
届きました!
開封して作業に取り掛かります。頑張るぞー!
■箱を開けてからまずは整理をします
始めてみて最初につまづいたのは必要なパーツを探す事!
説明書通りに進めていくと、まず大量のパーツから小さな一つを探さないといけないのですが、これが思いの外とても時間がかかりました。
振り返ってみると制作期間の中で何より大変だった作業でしたが、私は前もって小袋に『椅子』『机』『ミシン』など分けておき、なるべく効率よく作業出来るように工夫しました。
空いた時間を使って黙々と進める作業の連続ですが、私はラジオを聴いたりYouTubeを観ていると作業が捗りました。
手を使いながら誰かの話を聴いたり、好きな動画を見ていると一人の時間も楽しいですよね。
そしてちゃんと時間を無駄にしていない満足感。
パーツが小さいので柄がよく出るところを考えながら作り上げます。 次々とでき上がるパーツが愛おしい。
■サクラスリング工房となるオリジナルパーツ
私はサクラスリングの部屋にする為に布類のパーツの大半をオリジナルの生地にしました。
工房らしいパーツや、カメラにちなんだものも用意。
ある程度パーツが仕上がったら、部屋の土台を組み上げます。
思いの外作ったものをまとめて仕上がりを見ていくと、色が合わない!とか反対に接着してた!とか修正点が見つかります。
沢山作ったけどこんなにいらない!など、土台に組み合わせながらパーツの調整をするなど、世界観をまとめていく事も大切ですが、とても楽しいひと時でした。
■サクラスリング工房が完成!
できました!『サクラスリング工房』です。
我ながらカラフルで賑やかな作業部屋になったなと思います。
元々洋服を作るテーラーの部材を活用して、サクラスリング工房としてアレンジしてみました。
布はサクラスリングで実際に使っている同じ生地です。
まるでここで本当に作り上げてるみたいな雰囲気、出てますか?
■わたしのこだわりポイントをご紹介
私のお気に入りポイントは、机の上に製品のミニチュアと、サクラスリングが毎回ストラップ部門で金賞を頂いているデジタルカメラグランプリの冊子があること。
棚の側面にお気に入りの写真を貼っていることです!
このミシンの上の布は立体感を出す為にボンドをうまく使ってふわっとした雰囲気を出しました。
この部屋で自分が作業がしやすい様に動線も確認しながら家具を配置したのもこだわりです!
仕上がると、
自分で作った達成感とひとつずつのパーツへの愛着がこのお部屋に詰まってる事を感じ時間を忘れてずっと見ていられます。
■イベント会場でお披露目してみました
せっかく仕上げたんだから、皆さんに見ていただこうと、サクラスリング工房を百貨店イベントの店頭に運んでみました!
お客様が思わず立ち止まってじっくり見てくださるのが嬉しかったです。
「このストラップ、ここで作ったんですよー」
なんて冗談を言って、大笑いをして、
サクラスリング工房での会話から新しいお客様との出会いに繋がることもありました。
まだまだおうち時間を楽しむ事が必要とされている昨今。
ルールにとらわれず自由な気持ちで指先を使った気分転換をしてみませんか?
杉山さくら
1980年生。(株)Sakura Sling project 代表取締役社長。サクラスリングブランド創始者。介護福祉士、保育士としての経歴がある3児の母。子育て経験からストール状のカメラのストラップ「サクラカメラスリング」を発案し、独学で縫製や起業のノウハウを学び商品化に繋げる。グッドデザイン賞2015受賞。三越、伊勢丹など百貨店の期間限定催事や、大手家電量販店での全国展開など拡販に尽力している。
サクラスリング HP
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